【イタリア旅行記 その8】フィレンツェの朝市 12年物のバルサミコ酢
ヴェネツィアで遅めの昼食を頂き、いよいよフィレンツェに向かいます。
フィレンツェで最初に訪れたのは小高い丘の上ミケランジェロ広場。まず、大きなダビデ像のレプリカが目に飛び込んできます。
そこからサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、ヴェッキオ橋、ウフィツィ美術館など、フィレンツェの街並みが一望できます。
少しずつ暮れてゆくミケランジェロ広場を見ながら 『リストランテ・ラ・ロッジア(Ristorante La Loggia del Piazzale Michelangelo)』で夕食を頂きました。そこで出されたメインは450gの骨付き肉 (^_^;)
イタリアの食事は量が多いのが難点です。昼からたくさん食べ続けていたこともあり、ギブアップ寸前でした。でも食後のエスプレッソは美味しかったです ( ゚¬゚ )
フィレンツェでは『アンバシアトリ・ホテル(Ambasciatori Hotel Florence)』に2連泊です。こちらのホテルは、目の前が『サンタ・マリア・ノヴェッラ中央駅』で、すぐ近くにスーパーもあり、とても便利です。その上、今回の部屋は新館で、大きなジャグジーバスも付いていました(笑)。
さて、いよいよフィレンツェ2日目。ホテルから歩いて7~8分のところにある中央市場に向かいます。朝からツアーの市内観光も控えていたので、早起きして7時頃に行ってみると、市場は開店したばかり。
色どり豊かな野菜やフルーツ・お魚・生ハムにチーズなどなど、わくわくしながら写真を撮っていると、日本人の店員さんから「お早うございます」と声をかけられました。意外にも、日本人の店員さんのいるお店は多く、宅急便の旗まで出ていました(笑)
そこで味見させてもらったトリュフ入りのソースが、そりゃあもう美味しくて、ビックリ! 鼻からトリュフの香りが飛び出し、思わず「Buono!」と叫んでしまいそうなぐらいです。
次は、お目当ての『12年物のバルサミコ酢』です。添乗員さんから「美味しくてお奨め」と聞いていたので、店員さんに味見をおねだりしてみました。すると、店員さんは、黒く光るその液体を小さなスプーンに、うやうやしく注いでくれました。
『12年物のバルサミコ酢』を口にすると、まず甘味に驚かされます。甘味が強く、ねっとりとした深いコクの余韻を残しつつ、あるところから爽やかな酸味に変わります。衝撃の美味しさです。その後、『15年物』も味見させて頂きましたが、酸味のバランスは『12年物』の方が好みでしたので、こちらを購入しました。100mlの細い瓶1本で、約30€でした。
フィレンツェには、観光スポットやお奨めのお店が沢山あるので、まだまだ続きます。
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